●2020.02.06(木)
対バン@池袋SOUND PEACE。
緑の上着を着ていけばチケット代が無料になったライブ。
2月6日=抹茶の日にちなんでのことらしい。
俺は動画撮影に専念し、『ジャンピング』をフルでカメラに収め、後日Twitterにアップした。
間奏のコール(アイヌ日可変からのキャプテン翼MIX)が覚えにくい曲だから、誰かが予習・復習する資料になればと。
●2020.02.08(土)
対バン@SHIBUYA DESEO。
さいたまスーパーアリーナにL'Arc〜en〜Cielのライブを観に行ったため不参加。
ARENA TOUR MMXXという5会場12公演のツアーで、俺は大阪、愛知、埼玉で1公演ずつ観ている(ツアー後半の2会場4公演は、コロナのせいで中止)。
北沢羽雨さんにはメンバーを代表し、ツアーグッズのご当地お菓子を差し入れするようにしていた。
俺も自惚れていたというか、解散が迫るなかでLoveLinkを蹴ることについては、後ろめたさがあったのだ。
大阪は「らるくいだおれソースせんべい」、愛知は「なごやあんしえる」、埼玉は「らるく饅しえる」。
それぞれ「くいだおれ太郎のソースせんべい」、「なごやん」、「十万石まんじゅう」とのコラボ商品で、会場限定販売だったから、食べずに転売すれば儲かったんじゃないかな。
●2020.02.09(日)
対バン@Zirco Tokyo。
もはやレア感が薄れてきていた旧衣装でのライブだが、会場がZirco Tokyoだと、また話は別。
そこにあったのは、1年前のデビュー時と同じ衣装を着ながらも、1年前より成長したLoveLinkの姿だった。
●2020.02.10(月)
対バン@AKIBAカルチャーズ劇場。
北沢羽雨さん推しだったヤスさんが、あいにくライブに間に合わないということで、『フレフレ!マイフレンド』でのガチ恋口上を代行するよう頼まれた。
前方が着席、後方がスタンディングの会場だから、コールする客よりもカメコさんが多かったのかな。
そんな雰囲気のなかでいざ叫んでみると、自分の声が嫌に響いて聞こえ、冷や汗をかいた。
●2020.02.11(火)
対バン@池袋SOUND PEACE。
2020年に入ってからというもの、この会場では「禁酒の日」、「1月のハロウィン」、「抹茶の日」とイベント続きだっただけに、何の変哲もないライブは久々。
解散へのリアリティーも、相変わらず湧いてこなかった。
●2020.02.15(土)
対バン → LoveLink LastLive@SHIBUYA DESEO。
昼にラスト対バン、夜に単独ラストライブという、長くて短い一日(真のラストライブは2月17日の新宿レッドノーズ公演だが)。
対バンのイベント名が「Chocolate Venus」だったのは、バレンタイン翌日だから?
新衣装は、この対バンでひっそりと見納めになった。
対バンとラストライブの合間には、セルリアンタワー東急ホテルで開催された、ラーメン二郎のパーティーへ。
二郎の創業者である山田拓美さんの喜寿を祝う会で、ファンも一般参加できたのだ。
俺には二郎の店主さんたちのなかに、一人だけ顔馴染みの方がいる。
しかしLoveLinkの追っかけで忙しくなってからは、さっぱり食べに行けておらず……
このパーティーで約1年ぶりに再会したら「お前元気なのかよ、死んだって聞いたぞ」とからかわれた。
つまりLoveLinkは、それだけ俺の日常を狂わせていたのだろう。
その後、会費1万円の豪華料理を食べる暇もなくパーティーを早退し、SHIBUYA DESEOへダッシュ。
ラストライブのセットリストは下記。
01. ときめけ⁂ミライ
→ 旧衣装でライブスタート。
02. 冗談じゃないね(まねきケチャ)
→ 桜井侑さんの「LoveLinkが解散なんて……冗談じゃないね!」という曲フリは笑った。
03. ユメハナビ(アキシブproject)
→ 2ndワンマン以来の披露だが、新生LoveLinkでは初。
桜井侑さんが歌いたかったんだろうな。
04. ゼンキンセン(26時のマスカレイド)
→ 宮崎あみささんの"気付いてよ。ばか。"はハマり役。
05. LoveLink!
→ 落ちサビで、はっしーさんがリフトで上がっていたのがカッコよかった。
06. オーケストラ(BiSH)
→ 個人的に最も意外な選曲。
07. nerve(BiS)
→ LoveLinkのワンマンでは鉄板のカバー曲である。
08. ハム太郎とっとこうた(ハムちゃんず)
→ 宮崎あみささん&北沢羽雨さんのユニット曲。
メンバーもフロアに降りて激しいサークルモッシュが起こり、SHIBUYA DESEOが揺れた(虚言)。
09. あたしの残りぜんぶあげる(まねきケチャ)
→ 星川汐音さん&桜井侑さんのユニット曲で、制服に衣装チェンジ。
星川汐音さんに「ワンマン、何をカバーするんですか? アレとか好きなんですけど」と探りを入れていたうちの1曲だったので、本当に歌ってくれて歓喜した。
10. 君キミ、恋病(手羽先センセーション)
→ 初めて聴く曲で身体がついていかなかったが、ライブ後に本家の音源をチェックしてみたら、すごい名曲だなと。
星川汐音さんのチョイスだったそうだ。
11. トライアングル・ドリーマー(虹のコンキスタドール)
→ この曲をカバーすることは、宮崎あみささん推しなら読めていたっぽい。
12. ジャンピング
→ 本編を締めくくったのは、新生LoveLinkを象徴するナンバー。
-ENCORE-
13. +ラブリク×ラバリタ+
→ 旧衣装で再登場したと思ったら、芳賀えりこさんがサプライズ出演して興奮MAX。
14. フレフレ!マイフレンド
→ 前曲に引き続き、芳賀えりこさんが加わってのパフォーマンスで、興奮が限界突破。
●まとめ
運営さんから聞いて納得したのだが、実は、芳賀えりこさんのラストライブ出演には伏線があった。
この日の特典会では5000円で集合チェキが撮れると事前告知されており、これはメンバー1人につき1000円の計算で、芳賀えりこさんもカウントされていたのだ。
メンバーが活動休止したり卒業したり、増えたり飛んだりするなか、LoveLinkの現場に通い続けること1年間。
肉体的にも精神的にも経済的にも疲れたけど、最後の最後に芳賀えりこさんがステージに復帰してくれ、報われた気がしたよ。
まるでご褒美みたいだったね。
●本日の1曲:ヨルシカ『藍二乗』
"人生の価値は、終わり方"。
1年前の俺にとっては、LoveLinkの解散をいかに楽しむかが課題だった。
ラストライブでは黄色がプリントされたTシャツを着たり、ピンクのペンライトを振ったり、緑色担当のメンバーに向けてガチ恋口上を打ったりと、節操のない振る舞いをしたかもしれない。
でも、それが俺の精一杯で、一つの答えだった。