●凍結されたTwitterの再掲
去る2023年3月16日、恵比寿CreAtoで開催されたミスティア! の対バンライブにて特典券IIを10枚消費し、セトリ考案権を行使した。
「Transparents × 翡翠キセキ × ミスティア!」@恵比寿CreAto
①Believer
②またあした
(connect SE)
③Stillness Town (Short ver.)
④二文字の言葉 (Short ver.)
⑤この想いが届くまで。
(connect SE)
⑥ドキドキセンセーション (Short ver.)
⑦Re:solution
①Believer
この時点での最新ナンバーを1曲目に抜擢した。
メロディーも振付もキャッチーなので、ライブの起爆剤になってくれるだろうと期待。
『この想いが届くまで。』にも当てはまるが、俺はサビの後半でテンポが落ちる曲に弱いらしい。
②またあした
③connect SE ~ Stillness Town (Short ver.)
2022年2月27日の2ndワンマンライブでは、この2曲の流れが特に綺麗だったので、もしセトリ考案権を使うなら再現しようと決めていた。
1年後の周年単独公演で新登場したconnect SEも、せっかくなので一緒に採用。
『またあした』はミスティア! の数あるレパートリーのなかでも変化球だと捉えており、『Believer』との振り幅が面白いと思って2曲目に配置した。
ライブで聴くと、アウトロの静寂でメンバーの靴音が響き、その緊張感が心地よい。
『Stillness Town』は運営さんに確認するまでShort ver.が存在することを知らなかったが、Short ver.でも3分を超えているので、意外と聴きごたえは保たれていた。
とはいえ、省略されたパートを歌っているメンバーや、そのファンに対しては申し訳ない気持ちもある。
④二文字の言葉 (Short ver.)
2019年7月、俺がミスティア!(第1章)を初めてライブで観たときは確かこの曲から始まった。
サビの掛け合いが印象的だった一方、まだグループの表現力が追いついておらず、もったいなく感じたのを覚えている。
現体制のミスティア! なら不安なく演じてくれると信じ、ライブ後半戦へのブリッジに起用。
⑤この想いが届くまで。
イントロの静かなチャイム(?)でライブの勢いを殺してしまわないかと懸念したものの、ここでセトリの展開に“谷”を作っておいたほうが、あとに続く2曲がより一層盛り上がるだろうと判断した。
『雨、ノスタルジア』のようなバラード曲に置き換えてもよかったが、俺はこちらのほうが好きなのと、前月の周年単独公演のセトリから外されるという不遇な扱いを受けていたこともあって、ここぞとばかりに選曲。
⑥connect SE ~ ドキドキセンセーション (Short ver.)
これは自分の好みというよりも、別グループ目当てで来場している客への配慮。
やはり『ドキドキセンセーション』は、ミスティア! の代表曲だと思うので。
……ライブの前々日、セトリにconnect SEが入っていることをTwitterで告知しているメンバーがいたが、俺は内心「ネタバレするな」と複雑な気分だった。
しかし3曲目の『Stillness Town』で先にconnect SEを使っていたため、ただの対バンでもう一回connect SEが来るとは予想せず、いい意味で裏切られたファンもいるのではないか。
こう考えるとむしろ、ネタバレしてくれたことに感謝しないといけない。
⑦Re:solution
connect SEからの『ドキドキセンセーション』でクライマックスかと思わせておいて、トドメの『Re:solution』である。
『ドキドキセンセーション』をShort ver.にしたのは時間を短縮して枠に収めたかったからという理由が一番だが、「まだもう1曲残っていそうだ」とファンに匂わせる狙いもあった。
Short ver.でライブが終わるのは不完全燃焼だろうし。
実をいうと、当初は『まだ見ぬ明日へ』で締めくくる予定で、曲としてはそちらのほうが俺の趣味に合う。
でも『Re:solution』を周年単独公演の最後にパフォーマンスしている姿を観て、今のミスティア! のモードを端的に表しているのはこの曲なのだろうと思い直した。
サブスクで配信されていることを、メンバーはもう少しMCやSNSで宣伝したらいいのに。
――以上、30分枠で7曲。
前売り券1,000円の対バンなのに、この凝縮されたセトリは、きっと他のファンも満足してくれただろう。
俺はメンバーたちに力を借りることで、平凡な平日をスペシャルな思い出に変えてみせたかったのだ。
偶然にも、この日がバースデー当日だったファンもいたようである。
選曲だけでなく、実施するタイミングにもこだわった。
俺が考案したセトリは2つのconnect SEに加えてShort ver.が3曲という変則的な内容だったため、前後に他のライブが入っていないときのほうが、メンバーたちも集中しやすいはず。
実際、30分枠のライブは翌週の3月20日にも予定されていたが、土日と祝日に挟まれた4日間連続ライブの3日目だったので回避した。
もう一つこだわったのは、グループの歴史からまんべんなく選曲すること。
●2019年発表:『二文字の言葉』『ドキドキセンセーション』
●2020年発表:『Stillness Town』『またあした』
●2021年発表:『この想いが届くまで。』
●2022年発表:『Re:solution』『Believer』
こうしてバランスを取り、どの時期にミスティア! を知った人でも楽しめるようにした。
俺個人でいうと、ミスティア! のライブに最も通っていたのは初期(第1章)から『Stillness Town』が発表された頃までだが、今でも新曲が披露されるたびに「もっと聴きたい」「早くサブスクで配信してほしい」と、素直に受け止められる。
たとえメンバーが入れ替わろうと、グループが前に進み続けていることに感謝したい。
昔は20分枠の対バンライブで同じ曲を2回繰り返すこともあるくらいセトリのバリエーションが乏しかったのに、今となっては、どの曲を取捨選択するかで悩めるなんて幸せだ。
(余談)
このライブのちょうど1週間後に抜けてしまった元メンバーがミスティア! で好きな曲ベスト4は『ミックシュムージー』『雨、ノスタルジア』『Secret memory』『この想いが届くまで。』だったらしいが、今回のセトリには1曲しか入れてあげられなかった。
でも彼女は、俺が考案したセトリだとすぐに気付いてくれて嬉しかったな。
やや聴き飽きていながらも、彼女の歌声のおかげで再評価できた曲は多かったです。
ありがとうございました。
●2023.07.25追記
10月24日の3rdワンマンライブ@Zepp Shinjukuまでに、セトリ考案権はもう一度使おうと目論んでいる。
ライブの盛り上がりを度外視して、「このメンバーが歌うあのパートが聴きたい」という自分だけの基準で選曲できたらいいのだが、何だかんだ他のファンの顔色もうかがってしまうんだろうな。
各メンバーのSHOWROOM配信を見て回っていると、誰がいつのライブに来るかという情報まで、勝手にインプットされがちだ。
ライブアイドル&ファンという、直接会って話せる関係性だからついつい情が移るけど、本当は、俺が好きな曲を上手に歌ってくれさえすればメンバーの組み合わせはどうだっていい。
そんなことを思いながらも、ミスティア! には現体制のまま長続きしてほしいと願う。
もし限界を感じたら「ドキドキセンセーション」5連続でもリクエストして、動画を撮るのも放棄して、みんなで最前マサイしまくって遊べばいいだろ。
俺は3連続までなら耐性があるからな。