●2020.01.01(水)
ネットカフェで作業しながら年を越したのは初めてだ。
会話OKなオープン席だったから、周りの客たちは「お、年明けた! ハッピーニューイヤー!」などと静かに盛り上がっており、あれはあれで風情があったような。
その後は渋谷で初売りをチェックしたり、ラーメン二郎 環七新新代田店の正月営業に行ったり。
●2020.01.02(木)
ニューイヤープレミアムパーティー2020@お台場。
LoveLinkは、Zepp DiverCityでのパフォーマンス権を狙い、特別企画の「お正月だよ!新春運試し! ~じゃんけんの乱~」に出場した。
まずはアピールタイムとして、全7組のアイドルが、観客の前(「フジさんのヨコ」ステージ)で1曲ずつ披露。
LoveLinkの選曲は『フレフレ!マイフレンド』だった。
観客は応援したいアイドルに投票し、その結果を元に、じゃんけん大会のトーナメント表が作られる(獲得票数が多ければシードになれ、対戦回数を減らせる)。
最後まで勝ち抜いた1組は、Zepp DiverCityで15分間のライブができるのだ。
さらに、この企画には"ファン枠"というものがあった。
当日の抽選に当たった客も、一人だけじゃんけん大会に参加でき、もし優勝すれば自分の推しグループをZepp DiverCityに立たせることが可能。
で、40人くらいエントリーしたなかからファン枠に選ばれたのが俺だった。
どこが推しグループなのかは考慮されず、トーナメント初戦でLoveLinkとぶつかる展開もあり得たのだが、それは回避できて一安心。
まぁLoveLinkも俺も、初戦であっさり散ったんだけど。
LoveLinkからは桜井侑さんが代表して挑み、パーを出して負けた。
その様子を見ていた俺も、同じパーで敗北。
俺の対戦相手はRevival:Iの立花美優さんで、他のメンバーがじゃんけん直前に「グー出せ、グー出せ」と小声で揺さぶってきたんだけど、言われた通りにしていれば勝てたんだよな。
でも俺は、初戦はパーにこだわりたかった。
桜井侑さんはLoveLinkのライブだと、『ジャンピング』の間奏で、最前の客とハイタッチする。
俺も何度かターゲットにされたことがあるから、パーは俺にとって、友情のシンボルみたいなものだった。
後付けだと思われるだろうけどね。
敗れ去ったあとは、LoveLinkが出るかもしれなかったZepp DiverCityの様子を、チラッと覗いた。
DIR EN GREYの『軽蔑と始まり』に出てくる"俺さえ死ねばいい"というフレーズが脳内をループし、イベントを満喫するどころではなかったのだが、7000円もするチケットを買ってしまったし、直帰するのはもったいない。
じゃんけん大会を制した未完成リップスパークルのライブには貫禄があり、Zeppに立つべくして立ったという印象。
運ではなく実力で出演しているグループに比べれば、そりゃあフロアが沸いていたとは言い難かったけど、LoveLinkだったらあそこまでやれたか?
解散前に黒歴史を作って終わりだったんじゃないか?
負け犬の俺は、ついネガティブなことばかり考えてしまった。
Zeppという大舞台を経験し、きたるラストライブに向けて弾みをつけるのが理想だったはずなのに。
ちなみに、じゃんけん大会の模様はニコニコ動画で生中継されており、後日あ〜るさんが映像を見せてくれた。
勝っても負けても晒し者だわ。
●2020.01.04(土)
対バン@Zirco Tokyo。
実質的な新年初ライブは、LoveLinkデビューの地にて。
1〜2曲目の『ときめけ⁂ミライ』→『LoveLink!』という流れは、デビューライブをなぞったものか。
北沢羽雨さんが不在の3人体制だったが、そういう変則的なライブが観られるのも逆にラッキーかなと。
●2020.01.05(日)
対バン@SHIBUYA TAKE OFF 7。
この日はこの日で、宮崎あみささんが不在の3人体制だったが、そういう変則的な(以下省略)。
ライブ後はヤスさんと、桜井侑さんがオススメしてくれた中華の店へ。
彼女のグルメ情報はアテになる。
●2020.01.06(月)
対バン@赤羽ReNY alpha。
対バンで25分枠というのは初?
5つのオリジナル曲がすべて聴ける、貴重な機会だった。
●2020.01.09(木)
大阪城ホールにL'Arc〜en〜Cielのライブを観に行った。
8年ぶりの全国ツアーの初日だから、チケットの入手に難儀したものだ。
レアナンバーの『ガラス玉』が演奏され、"あの歌さえもう思い出せない"という歌詞を聴いた瞬間、不覚にもLoveLinkの存在が浮かんでしまった。
あともう少しで、LoveLinkのない生活が当たり前になる。
何十回とライブで聴いた“あの歌”たちも、いずれ思い出せなくなってしまうのだろうか。
もし叶うならいつまでも覚えていたいが、俺には永遠を誓うことなどできない。
●2020.01.10(金)
対バン@代々木ミューズモード音楽院本館ホール。
名古屋で仕事が入ったため不参加。
仕事の前に、RAD HALLで綺星★フィオレナードを観た。
末永香乃さん改め末永奏乃さんが加入したので、挨拶しておきたかったのだ。
LoveLinkが解散へ向かう一方で、LoveLinkを真っ先に卒業した彼女が新しいキャリアをスタートさせることについては、素直に祝福できなかった部分もある。
実際、1月4日に東京で開かれたお披露目ライブはスルーしてしまった。
とはいえ彼女の歌声が好きなことに変わりはないし、東京だろうと名古屋だろうと、気が向いたら会いに行く。
●2020.01.12(土)
対バン@KeyStudio。
名古屋を離脱し、大学時代の先輩&後輩と関西観光していたため不参加。
ライブも特典会も私服だと知り、急遽そらくんにチェキの代行を頼むと、快く引き受けてくれた。
この日は宮崎あみささんが寝坊し、ライブの途中から現れたそうな。
嫌味ではなく、レアなシーンを見逃しちゃったなーと思う。
彼女は遅刻キャラのイメージだったけど、ライブには毎回、何だかんだで間に合ってたから。
●2020.01.13(日)
対バン@渋谷ドクタージーカンズ。
大阪から夜行バスで東京入りし、そのままライブへ。
星川汐音さんと、グリコのポーズでチェキを撮った。
彼女は当時、大阪に行ったことがないと話していたが、1年後の1月、新体制となったMystearで大阪遠征を果たしている。
LoveLinkでは名古屋より西には進出できなかったし、これは大きな一歩だろう。
ゆくゆくは、東京・名古屋・大阪・広島のCLUB QUATTROツアーを回れるくらいの規模になってくれないものか。
東名阪だけじゃ、物足りないっしょ。
●2020.01.16(木)
対バン@池袋SOUND PEACE。
「禁酒の日だよ! ドリンク代なしイベント」とのことだったが、チケット代は1800円で、さほどお得感はない。
かずぴコのんさんのお誕生日だったため、10秒動画で桜井侑さんにハッピーバースデーを歌っていただき、LINEで送りつけた。
●2020.01.18(土)
対バン@渋谷ドクタージーカンズ。
デビュー11か月記念日だからか、旧衣装でのライブだった。
終演後はヤスさんと一軒め酒場で軽く飲み、夜行バスで名古屋へ。
●2020.01.19(日)
対バン@KeyStudio。
Aichi Sky ExpoにL'Arc〜en〜Cielのライブを観に行ったため不参加(会場の所在地は、名古屋市ではなく常滑市)。
5ちゃんねるで前日のライブレポートを読むと、hydeは過去ワーストレベルで声が出ていなかったらしい。
この日も本調子でないことは、1曲目から明らかだった。
それでもライブを盛り上げようと、水分補給用のタンブラーを片手にステージを動き回る姿は、涙を誘ったものである。
●2020.01.20(月)
対バン@SHIBUYA REX。
有料の最前エリアと、無料エリアに分かれていたので、無料エリアから後方支援した。
メンバーはライブのたびに、「2月15日と17日にワンマンライブがあります」とMCで宣伝する。
しかし、そこで解散するということにまでは言及しない。
実感のないまま、残りのライブ回数は着々と減っていく。
●2020.01.23(木)
対バン@SHIBUYA REX。
この日も無料エリアで観覧。
2杯分のドリンク代を徴収されたが、ここの会場は、炭酸系のオリジナルドリンクがおいしいから憎めない。
並行物販の窮屈さにはうんざりだけど。
●2020.01.28(火)
対バン@池袋SOUND PEACE。
「1月のハロウィン 〜コスプレナイト〜」ということで、LoveLinkは動物とパジャマを組み合わせたような姿で登場。
常連のラブリンカーたちは、解散までにポイントカードの特典を消化するフェーズに入っており、俺もメンバーそれぞれとツーショット動画を撮った。
BeautyCamとかBeautyPlusとかSNOWとか、メンバーによって好きなカメラアプリが違うのが面白いところ。
宮崎あみささんからは特に指定がなかったので、ノーマルカメラで撮影してしまったものの、彼女はそんなこと関係ナシに盛れている。
隣に写っている俺は、年齢相応のくたびれた顔なのに。
●まとめ
じゃんけんの乱で勝てず、LoveLinkをZeppに連れて行けなかったことは、未だに悔やまれる。
この前も、あいたいね! のゆきとして雑誌MARQUEEのインタビューを受けた桜井侑さんが「Zeppとか出たい」と語っているのを読んでしまい、なおさら傷が深まった。
●本日の1曲:WILL-O'『Last Dance』
これも北沢羽雨さんのレコメンドで、『感情線染ヒカリエモーション』と『Stardust Memories』と一緒に挙げていた。
落ちサビの"最後なんて嘘だとしたらと願う"という言い回しが、絶妙にクドくてシビれる。
WILL-O'は今度の3月で、現体制での活動を終了。
俺がじゃんけんの乱で敗れたRevival:Iも、1月に解散してしまった。
Revival:Iは『20』という曲が無性に好きで、今もサブスクで聴きながらこれを書いている。